著書・書籍・絵本・DVD紹介

著書・書籍・絵本・DVD紹介

著書紹介

当研究所スタッフが執筆している書籍の一覧です。

『日常臨床に活かす精神分析: 現場に生きる臨床家のために』
誠信書房 (2017/3/13)
バリント入門―その理論と実践
金剛出版 (2018/12/5)

おすすめ書籍・メディアの紹介

当研究所がおすすめする書籍をご紹介します。
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一般の方におすすめ

発達障害のことが知れる本で優良なものを知りたい、精神疾患に感心があるがどれを読んだらいいかわからない等、精神科領域やメンタルヘルスに関連する書籍は多数出版されていますが、どれから手に取ったらいいかわからない、分かりやすいものを求めている方に向けてご紹介しています。

書籍

『赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本 』
最近、凄惨な事件が多いです。辛い出来事に遭遇したり、ニュースを見て辛くなったりした方々や、その周りの方々に読んでいただきたい一冊です。
分かりやすく丁寧にトラウマの説明やそのケアの方法について書かれています。 知識をつけるだけでもケアになります。
『キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』
夫を殴っていた妻が、ゲシュタルト療法と出会ったことで落ち着いていく過程が描かれています。
ゲシュタルト療法の基本がとてもわかりやすく丁寧に描かれています。
『うちの子は字が書けない (発達性読み書き障害の息子がいます)』
学習障害は、発達障害の中で一番理解されにくいのではないかと思います。 学力に問題があるわけではないのに字が書けない。 字が書けない息子を理解しようとする母親の視点で書かれているため、読みやすいです。
漫画『ダルちゃん』
2019年の新井賞受賞作品の中でのオススメ。 本当の自分を閉じ込めて、周りに合わせて生きるダルダル星人のダルちゃんが、出逢った人たちとの関係の中で自分らしく生きることを模索していきます。 ダルちゃんに共感できる方も多いのではないでしょうか。
『ぎゅっと抱きしめたい 自閉症児こもたろのドタバタ成長記』
知的障害を伴う自閉症の子育て体験記です。 自閉症の特徴や親の葛藤、兄弟の反応などが分かりやすく書かれています。自閉症理解をするなら、分厚い専門書よりもこの一冊をお読みください。
漫画『精神科ナースになったわけ』
精神科病棟でのエピソードだけでなく、患者さんの心情がとても丁寧に描かれています。 また妄想話をされる方や、自傷される方にどのように対応されたかや、患者さんに自殺されたときの思いなどもとても優しいタッチでリアルに描いておられます。 精神病に興味がある方から抵抗がある方までお読みいただきたいです。
『幻聴妄想カルタ』
統合失調症の方が考えられたカルタです。 統合失調症の方の世界を遊びながら体験するのはいかがでしょうか?
漫画『四月は君の嘘』
母親とのトラウマによりピアノを弾けなくなった主人公。 同級生やライバルと共に自分にとってピアノとは何かを見つけていく。 専門的に何かをつきつめるとき、自分と向き合い、仲間に支えられる。 全11巻で潔い終りですが、もっと読みたいと思える漫画です。
東京喰種トーキョーグール
集英社 (2012/2/17)

人気ですね『東京喰種』 少し前に中高生の間で流行したアニメ&漫画です。人間を食しことでしか生き延びることのできない喰種(グール)という種と人間が同じ世界に生きることは可能なのか。正義とはなんなのか。思春期にかかわる臨床家は、クライエントとつながるアイテムとしても読んでいて損はないです。

絵本

絵本は、端的に短い言葉で書き表されているため、読み手が様々な想像を湧き起こすことができます。子どもと一緒に読んで楽しんだり、一人で読んで浮かんできた想像に浸ってみたり、読んだ人同士で感想を言い合ったり心を豊かにする方法としてご活用下さい。

大きな木
あすなろ書房 (2010/9/2)

木(彼女)と少年、たった二人?しか登場人物はいません。しかし様々な解釈ができ、大変奥深い大人でも楽しめる絵本です。「愛」とは何なのか、を問われているようにも思えます。英語が原作で、村上春樹が日本語訳をしています。
絵本『わたし いややねん』
車椅子の絵がほとんど。 ですが、最後はずっしりと考えさせられます。 著者は身体障害をお持ちと聞いて、文章の重みに納得しました。 この絵本を親子で読んで感想を言い合ってほしいです。
絵本『ちょっとだけ』
妹が産まれて、一生懸命、お姉ちゃんになろうと頑張るなっちゃんのお話です。 末子が大きくなった時に読み聞かせてもいいですね。 赤ちゃんが産まれると長子が退行したり赤ちゃんに冷たくしたり、可愛がったりしますが、そうした時にどんな気持ちでいるかを気づかせてくれます。

映画・DVD

発達障害や精神疾患、人の心模様や深層心理をリアルに描いたものなどをご紹介しています。単純に作品としても楽しむことができますし、専門的な視点から読み解くこともできます。

映画『モーツァルトとクジラ』 [Blu-ray]
アスペルガー症候群の彼と高機能自閉症の彼女が互いに惹かれあい、傷つけあいながも関係を築いていく物語です。 映画「レインマン」と同じ脚本家で自閉症の方の視線、思考、感覚等特徴がしっかり表現されています。 自閉症スペクトラム障害を理解するための教材にもできます。
映画『アイデンティティー』 [Blu-ray]
一見、単なるサスペンス映画ですが、解離性人格障害いわゆる多重人格の治療についての基礎知識があるとより楽しめる映画です。 人格を統合するという治療法には賛否ありますが、映画のラストのようなことはありえると思うと、慎重になりますね。
映画『シングストリート 未来へのうた』 [Blu-ray]
アイルランドの青春ど真ん中映画です。 作品はとっても素敵なんですが、気になるのが主人公の兄の部屋にフロイトの大きなポスターが飾ってあること。 フロイトが「精神分析が唯一通じないのがアイルランド人」言ったと言われていますが関連あるのでしょうか…

福祉・心理の専門職の方におすすめ

より専門的な知識を見につけるために有用な書籍をご紹介しています。特に精神分析や心理検査に関連したものの中で、興味深いものや初心者の方にオススメのものを紹介しています。当研究所の勉強会に参加される際や、参加された後などにご活用いただけると、さらに理解が深まります。

『コッホの『バウムテスト[第三版]』を読む』
山中先生と岸本先生との対話形式で進みます。バウムテストへの基本姿勢や発達的理解、各指標からなぜそのような理解をすることができるのかということを、コッホの理解に正確に遡り、描線や筆跡の一つ一つを丁寧に読みとり、理解することの重要性を教えてくれます。
『P-Fスタディ アセスメント要領』
P-Fスタディの実施法から解釈までコンパクトにまとめてあるだけでなく、迷いやすい回答でのスコアリングの仕方や、アグレッションの3型をどう関連付けて理解するかなど非常に分かりやすい。巻末にある24場面ごとに、どの反応が出やすいかという統計も参考になります。
『バウムテストを読み解く: 発達的側面を中心に』
筆者である中島ナオミ先生が臨床経験のなかで得てきた、各発達年齢におけるバウムの理解が統計のデータによって実証されています。バウムテストの発達を理解する上で必読の書といえるでしょう。
『女性心理療法家のためのQ&A』
岡野憲一郎先生は、たくさんの著書がありますが、初心の時に読んで思い入れがある本が「女性心理療法家のためのQ&A」です。
女性に限らず、心理臨床家であれば誰もが遭遇する「あるある」な場面にどう対応するか、様々な視点から書かれており、大変面白いです。
途中の4コマ漫画もクスリと笑えます。
★おすすめ!
『精神分析の基礎 (現代精神分析基礎講座 第1巻)』
初心者精神分析勉強会で用いるテキストです。精神分析インスティテュート福岡支部の精神分析セミナーが全5巻でまとめられました。1巻は精神分析の用語や概念などの基本が書かれています。精神分析を何から学べばいいか分からないという方にお勧めです。
★おすすめ!
『ケースワークの原則―援助関係を形成する技法』
精神保健福祉士や社会福祉士など、ワーカー必読です。 心理士と福祉士の違いや、福祉の中で心理学がどのように生かされるかも学べるため、心理士にもぜひ読んでもらいたい本です。
火の精神分析
せりか書房; 改訳版 (1999/04)

もう絶版になっていますが、この本では火おこしを男女の営みに例える解釈がかかれています。 そうなると火事は、SM行為など倒錯した男女の関係と考えられるのでしょうか。 火は人類の営みになくてはならないものであり、その火を人類の象徴としてとらえる考え方は、分析的なセラピーにおいても非常に有用です。