WISC-Ⅳの所見を支援に活かす方法を開催しました!

児童に関わる臨床現場にいると、WISC-Ⅳの所見を見かけることは多いと思います。
その所見を支援にどのように活かせばいいのか悩まれている方は多いのではないでしょうか。
場合によっては、所見を鍵のかかった棚にしまいこまれ、日の目をみることがないということもあるでしょう。
本研修はそうした事態を避け、
所見を有効に活用するための基礎を身に着けるていただけたらと思い開催しました。

実際のプロフィールや所見を扱うため
オンラインでの開催は難しいと判断し
このご時世ではありますが
定期的な休憩・換気、マスクの着用、手洗いアルコール消毒の徹底、グループワークの不開催など
参加者の皆様ご協力のもと、高槻オフィスで実施いたしました。

WISC-Ⅳについての基本的な知識(下位検査の意味や実施方法など)をレクチャーした後
実際の事例の所見を見ていただき
所見からどのようなことが読み取れるか考えていただきました。
また、所見に書かれている内容から、どのような支援が考えられるかについても解説をしました。

今回、事例は3つ取り扱いました。
それら全てIQは平均以上の領域の児童でにしたのですが
高IQの子や、学校で「問題ない」とされている子どもであっても
特別支援教育のニーズがあることに気づいていただきたいという目的をもち
あえてそうした数値の児童を選択しました。

また、ADHD傾向でほぼ同年齢の2事例を比べ
同じような特徴がありながらも、検査結果によって支援方法がどのように変わるのかを見比べていただきました。

数値だけでなく、検査場面の行動観察や日常生活の聞き取りの重要性や
それと検査結果をどのように結び付けて考えればいいのかについてもお伝えしていきました。

本来であれば、グループワークを実施し
どのような支援が考えられるかなど
皆様のご経験や知識の交流をすることで
さらに有意義な研修にしたかったのですが・・。

事態が落ち着き
再びグループワークを取り入れた研修ができるようになった時に
再度、このような機会を設けられたらと思います。

この研修は募集を始めてすぐに定員満了となり
キャンセル待ちの希望者も多数となったため
12月13日に追加開催を決定しています。
こちらもすでに定員満了となっています。

また皆様のお声があれば追加開催や
WAIS-ⅣやWAIS-Ⅲの所見の活かし方についての研修を行っていきたいです。