用語説明

カウンセリング技法

マインドフルネス(Mindfulness)

マインドフルネスとは? マインドフルネスは、元々その定義の曖昧さ(技法なのか、実践プログラムなのか、状態なのか等)の問題が指摘されている言葉ですが、この言葉の普及のきっかけとなったマサチューセッツ大学のジョン・カバットジン(Jon Kaba...
カウンセリング技法

認知行動療法(cognitive behavior therapy:CBT)

認知行動療法は、オペラント条件づけやレスポンデント条件づけ等による学習理論に基づいた行動療法と、認知の歪みに焦点を当てた認知療法を組み合わせた心理療法の総称です。うつ病や不安障害に一定の効果があることが科学的に証明されている(エビデンスがあ...
カウンセリング技法

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)

EMDRは1987年にFrancine Shapiro博士が公園を散歩中に発見しました。悩み事を考えながら、左右方向の眼球運動を何気なく行っていたところ、気持ちが楽になることに気づいたのです。その後、実証研究がなされ、1989年にその効果を...
カウンセリング技法

精神分析

精神分析とは精神分析は、19世紀末に、ウイーンの神経生理学者であるジグムント・フロイト医師により開発された治療技法です。「精神を分析する」、という字面だけをみると、分析家が来られる方のこころを一方的に読み取って、科学的に分析するというイメー...
カウンセリング技法

分析心理学(ユング心理学)

分析心理学(ユング心理学)ユングはフロイトの弟子でしたが、大きな影響を受けながらも訣別し、分析心理学を創始しました。分析心理学は、スイスのユング研究所で日本人として初めてユング派分析家の資格を取得した河合隼雄によって、日本で広く知られるよう...
用語説明

トラウマ(trauma)

トラウマとはトラウマは今やメディアやSNS等、日常生活の中で使われない日はないと言ってもよいほどよく耳にする言葉となりました。最近ではレディ・ガガ(Lady Gaga)さんがレイプされた体験を告白し、話題になったことも記憶にある方もおられる...
用語説明

アルコール依存症(Alcoholism)

アルコール依存症とはアルコール依存とは、アルコールに対して、身体的、精神的、そして薬理学的な依存性を獲得してしまった状態を指しています。これは、単なるお酒好きとは異なっており、世界保健機構(WHO)が発表している国際疾病分類ICD-10では...
用語説明

適応障害(Adjustment disorder)

適応障害は、皇太子妃雅子様が心身の不調を訴えられた際に報道され、一気に知名度が高まりました。適応障害とは、日常生活の中での主要な出来事(例えば入学、就職、引っ越し、昇進、病気や障害など)など、あるストレスに対して不適応状態が生じることをいい...
用語説明

注意欠如・多動性障害/注意欠如・多動症(Attention-deficit hyperactivity disorder、ADHD)

ADHDの診断注意欠陥・多動性障害と翻訳されていましたが、DSM-5からは「注意欠如」となりました。①不注意、②多動性、③衝動性が特徴です。日常場面では、食事中や授業中などじっとしていなければならない時でも動き回ってしまう、座っていても常に...
用語説明

うつ病(depression)

うつ病とはうつ病(depression)とは、抑うつ気分が根底にあり活力が乏しくなる「うつ状態」(抑うつ状態)が重症であり、社会生活が送れない状態である場合に診断される精神疾患です。会社や学校に行けなくなったり、家事や身の回りのことができな...