芸術療法(Art therapy)
芸術療法とは 芸術療法は、さまざまな芸術活動(絵画、箱庭、コラージュ、音楽等)を通じて、心身の健康を回復することを目的とする心理的治療全般のことを指しており、幅広い内容を含んでいます。 心理面接室の中だけでなく、福祉現 …
ユングはフロイトの弟子でしたが、大きな影響を受けながらも訣別し、分析心理学を創始しました。分析心理学は、スイスのユング研究所で日本人として初めてユング派分析家の資格を取得した河合隼雄によって、日本で広く知られるようになり …
トラウマは今やメディアやSNS等、日常生活の中で使われない日はないと言ってもよいほどよく耳にする言葉となりました。最近ではレディ・ガガ(Lady Gaga)さんがレイプされた体験を告白し、話題になったことも記憶にある方も …
アルコール依存とは、アルコールに対して、身体的、精神的、そして薬理学的な依存性を獲得してしまった状態を指しています。これは、単なるお酒好きとは異なっており、世界保健機構(WHO)が発表している国際疾病分類ICD-10では …
適応障害は、皇太子妃雅子様が心身の不調を訴えられた際に報道され、 一気に知名度が高まりました。 適応障害とは、日常生活の中での主要な出来事(例えば入学、就職、引っ越し、昇進、病気や障害など)など、あるストレスに対して不適 …
注意欠陥・多動性障害と翻訳されていましたが、DSM-5からは「注意欠如」となりました。①不注意、②多動性、③衝動性が特徴です。日常場面では、食事中や授業中などじっとしていなければならない時でも動き回ってしまう、座っていて …
うつ病(depression)とは、抑うつ気分が根底にあり活力が乏しくなる「うつ状態」(抑うつ状態)が重症であり、社会生活が送れない状態である場合に診断される精神疾患です。会社や学校に行けなくなったり、家事や身の回りのこ …
アダルト・チルドレンとは、そもそも1970年代にアメリカにて発祥した用語です。アルコール依存の問題は、はじめ飲酒する量をコントロールすることが難しい依存症者本人の病理であるといわれていました。しかし、次第にそれだけではな …
パニック障害/パニック症は、「不安障害」の一つで、突然、動悸が激しくなったり、呼吸が苦しくなったり、震えたりするパニック発作が繰り返され、パニック発作が起きるのではないかという予期不安が出現する病気です。 パニック発作は …
2014年に発売されたDSM-Ⅴで用いられるようになった診断名です。それまでは、アスペルガー症候群や、広汎性発達障害(PDD)、カナータイプ、小児期崩壊性障害、自閉症と細かな分類がなされていましたが、それらの状態が連続体 …