WAIS-Ⅳを実施できるようになろう

本日、「WAIS-Ⅳを実施できるようになろう」を午前と午後の2回転で実施しました。

いずれも定員満了だったのですが、一人の欠席もなく、その関心の高さが伺えました。
今回は、対象を「対人援助職」とさせていただいたのですが、臨床心理士だけでなく、言語聴覚士や社会福祉士、精神保健福祉士、保健師といった幅広い職種の方がご参加下さいました。
また皆様がご活躍されておられるフィールドも、福祉事業所、医療機関、学生相談など様々で、ウェクスラー式知能検査が多くの領域で活用されているのではないかと推測されました。

冒頭、検査の取扱いや実施にあたっての注意事項などを30分ほどでお伝えし、
その後、2時間ほどかけて、検査道具を触りながら、教示や開始問題、中止条件、注意事項などを一つずつ確認していきました。
特にWAIS-Ⅲと異なる教示部分や中止条件、検査項目についてはその都度、何がどう変わったかをお伝えしながら確認していきました。
問題冊子を用いる下位検査では、実際にグループで回答を考えていただきました。

ウェクスラー式知能検査は、実施・解釈マニュアルに回答は載っているものの
なぜその回答になるかの説明は記載されていないため、それについてああだこうだ言い合える貴重な機会になったのではないかと思います。

その後、解釈の手順や、各下位検査から言えること、得点パターンから言えることなどをお伝えさせていただき、
最後駆け足で、実際の事例を読むときにはどうなるかをお伝えしました。

アンケート結果から、満足度は高かったのかなとホッとしていますが
やはり、事例の時間がもう少しあれば良かったというご意見が多くありました。
次は事例のみをゆっくりできる機会があれば、とうご意見もありましたので、検討させていただきます。

夏になり、湿度が高くなるなか、当研究所の狭さがやはりネックになってきています・・。
できるだけ多くの方にご参加いただきたいという思いから、可能な限り収容できる人数を定員としているのですが
今回のように資料が多いと、隣の方にも気を遣うことになり、長丁場はしんどくなりますね・・。

近隣の他の研修所での実施も視野にいれながらやっていきたいと思います。
毎回皆様からのアンケートは大変参考になります。ありがとうございます。

今回、キャンセル待ちが多く出たため、急遽、明日の午前中も本日と同じ内容で実施することになりました。
雨の日が続きますが、ご来所お待ちしております。