「観察法による心理的アセスメント」を開催しました!

本日は、ひょうご発達障害者支援センタークローバー加西ブランチの平生尚之先生(公認心理師・臨床発達心理士・特別支援教育士)にお越しいただきご講義頂きました。

スクールカウンセラーや子ども発達相談などの仕事をしていると
小中学校や幼稚園、保育園などに行き
30分~1時間ほど子どもたちの様子を観察して
その後、先生方や場合によっては保護者の方に、子どもについてどのようなアセスメントをしたか
コメントを求められたり、コンサルテーションを求められることってありますよね。

そして、そうした訓練は、臨床心理士であってもなかなか受けていないことが多いです。
そのため現場で困っておられる先生方も多いのではないでしょうか。

今日のお話では、応用行動分析の機能分析を中心に
観察をした際に何をメモすればいいのか、どこを見ればいいのか
その基礎を教えていただきました。

後半では実際に小学生の事例を用いて
機能分析をやってみるワークを行いました。

きっかけがあって、行動が生起され、結果によって行動が変容したり維持されたりする
という文字で読めば、とてもシンプルな理論ですが
実際の場面にあてはめて考えると、どこを抜き取ればいいのか、どのように記述すればいいのかなど難しいです。

またその後に
「望ましい行動」は何か、そのためにどのようなきっかけづくり(環境調整)ができるのか、結果はどうすればいいのか
を考えることがさらに難しく、参加者は互いに意見を出し合いながらも「これでいいのかなぁ・・」と不安そうでした。

特に「こだわりが強い」など、現場でよく見聞きする言葉の多くは抽象的だというご指摘があり
それを具体的に「チャイムが鳴っても着席せずに遊び続けている」といった記述ができるかどうか重要で、
そうした具体的な記述がないと、コンサルテーションやケース会議の際に「よくわからない」状態になりやすいとのこと。

3時間という長丁場でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまい、
「もっとグループワークをやりたかった」というご意見もアンケートに記載されていました。

最後に、余談になりますが
どうして大阪の発達障害者支援センターではなく、兵庫から来ていただいたかというと
私(浜内)の元勤務先であり、平生先生が元上司であるからなんです。
ここで勤務していた際に、発達障害については徹底的に教えていただきました。

またぜひ平生先生をお呼びし、発達障害や応用行動分析、ひきこもりについて教えていただける機会を設けられたらと思っています。