初学者ロールシャッハ・テスト勉強会 第8回を開催しました

今回は、構造一覧表の中の「自己知覚」と「対人知覚」のクラスターについてお伝えしました。
これまでも構造一覧表について1つ1つ丁寧にお伝えしています。
換算ソフトを使ってしまえば、簡単に算出される数値ですが、
その数値が何から構成されているのか
なぜその値からその解釈がなされるのかといったことを知っておくことで
定型の解釈ではなく、受検者の心を読む解釈になります。

各指標を確認していく中で、コーディングの仕方についても質問が出ました。
H反応については、参加者のお一人からから「これはHか、(H)か」という質問がありました。

例えば、歴史上の人物はHであるとか、怪獣は(H)で、モスラは(A)など。
また、どうしてそれがHとなるのか、(H)となるのかという考え方の基本についてもお伝えしました。
それでも、コーディングに迷うものも出てくるので、
そうしたときには、ロールシャッハ仲間と相談して決定してもらえたらと思います。
そのためにも、このような勉強会の場で、仲間を作っておくことが重要です。

この勉強会では、「仲間づくり」も一つの目標ですので、
気軽に質問し合いながら、ワイワイと進めています。

後半は、これまで連続して参加してきたり、臨床現場で実施をしている方と、
初心者の方々とグループにに分かれました。
前者は、コーディングの練習をし、後者は、実施法の練習をしています。

参加者の希望に合わせて、グループを作って実施できるのも
アットホームにやっている当研究所の特色です。

新規にご参加される方も随時、募集しています。
興味のある方はこちらから詳細をご確認いただき、お申込み下さい。
次回は、8月25日(火)19時30分~(2時間)です。

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