今さら聞けない心理療法の基礎 ~「知ってはいるけど…本当はよくわかっていない」を学ぶ~ 認知行動療法

シリーズ第3回目となった今回は、認知行動療法を先輩心理士である小野真嗣さんに教えていただきました。

認知行動療法の面接過程を前期、中期、後期に分け、それぞれの時期に重要とされることをご提示いただきました。
前期のところでは認知行動療法の具体的な技法に入る前に、どういった方が認知行動療法の対象になるのか認知行動療法の中核的な考え方、成り立ちなどを丁寧に説明してもいただきました。
認知行動療法では「共感はしない」「話は聞かない」などのイメージがありますが、そういったイメージ対して臨床場面の実際はどうなのか?と、まさに初めて認知行動療法を学び、実践したいと思っている方向けの内容をたっぷりお話してくださいました。

認知行動療法という技法を用いる前に必要な臨床の基本をしっかり教えていただいたうえで、中期・後期に用いる認知再構成法、暴露療法、ソクラテス質問法といった技法をどのように用いるのかをモデル事例を複数用いながらご説明いただきました。

CBTは「幕の内弁当」であり、「必ずこれが入っている」と決まっているものではないということを小野さんは繰り返しお話してくださいました。
そのため、ケースをアセスメントし、どのように話を進めていくのがいいのか、どのような介入が有効かをクライエントと共に考え作っていく過程が治療に寄与するのでしょう。
事例の中でも、具体的に技法的介入をしたわけではなく、アセスメントを行い、それをクライエントに伝え、クライエントが自己理解をしたことで解決に向かったものを紹介してくださいました。
また、今回はスキーマ療法についても触れていただき、どのようにスキーマが発見されていくのかを具体的に知ることができました。

そうした全体像を教えていただきながら、適応的な認知を探す際の注意事項として、ポジティブシンキングが目標ではないことや権威的にならないことなど、初学者が陥りやすいところも解説いただきました。

そこが知りたかった!と思うことが盛りだくさんな3時間でした。
3回目とも感じていることですが、いくら基礎といっても、1つの心理療法を学ぼうと思うと3時間では足りないですね・・。
質疑応答まで時間がとれなかったのが残念です。

また、今回はスタッフが大きなミスを犯しました・・。
後日録画配信をするために、録画ボタンを押さなければいけなかったのですが、それを押し忘れてしまい、きづいたのが開始後1時間たってからでした・・。

シリーズ第3回目となった今回は、認知行動療法を先輩心理士である小野真嗣さんに教えていただきました。認知行動療法の面接過程を前期、中期、後期に分け、それぞれの時期に重要とされることをご提示いただきました。
前期のところでは認知行動療法の具体的な技法に入る前に、どういった方が認知行動療法の対象になるのか認知行動療法の中核的な考え方、成り立ちなどを丁寧に説明してもいただきました。
認知行動療法では「共感はしない」「話は聞かない」などのイメージがありますが、そういったイメージ対して臨床場面の実際はどうなのか?と、まさに初めて認知行動療法を学び、実践したいと思っている方向けの内容をたっぷりお話してくださいました。

認知行動療法という技法を用いる前に必要な臨床の基本をしっかり教えていただいたうえで、中期・後期に用いる認知再構成法、暴露療法、ソクラテス質問法といった技法をどのように用いるのかをモデル事例を複数用いながらご説明いただきました。
CBTは「幕の内弁当」であり、「必ずこれが入っている」と決まっているものではないということを小野さんは繰り返しお話してくださいました。
そのため、ケースをアセスメントし、どのように話を進めていくのがいいのか、どのような介入が有効かをクライエントと共に考え作っていく過程が治療に寄与するのでしょう。
事例の中でも、具体的に技法的介入をしたわけではなく、アセスメントを行い、それをクライエントに伝え、クライエントが自己理解をしたことで解決に向かったものを紹介してくださいました。

また、今回はスキーマ療法についても触れていただき、どのようにスキーマが発見されていくのかを具体的に知ることができました。
そうした全体像を教えていただきながら、適応的な認知を探す際の注意事項として、ポジティブシンキングが目標ではないことや権威的にならないことなど、初学者が陥りやすいところも解説いただきました。
そこが知りたかった!と思うことが盛りだくさんな3時間でした。
3回目とも感じていることですが、いくら基礎といっても、1つの心理療法を学ぼうと思うと3時間では足りないですね・・。
質疑応答まで時間がとれなかったのが残念です。

また、今回はスタッフが大きなミスを犯しました・・。
後日録画配信をするために、録画ボタンを押さなければいけなかったのですが、それを押し忘れてしまい、きづいたのが開始後1時間たってからでした・・。

そのため、開始後1時間の内容は、小野さんに後で別撮りをしていただくことに。
ご快諾下さった小野さんには感謝してもしきれません。
そのため、録画配信では、途中、つながりが少しおかしなところがあります。
内容は全く問題ありません。今後、こうしたミスがないよう善処いたします。



今回、録画したものは8月31日に配信予定です。9月末日までに見ることができます。
また次回は9月19日 応用行動分析(ABA)を先輩心理士(師) の河上雄紀さん(長岡ヘルスケアセンター(長岡病院)に教えていただきます。
単回参加も可能ですのでご興味のあるかたはこちらからお申込み下さい。





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