臨床現場で心理検査のテスト・バッテリーを組むときに、どのような基準で組み合わせているでしょうか。「医師からオーダーされる通りに知能検査をとっているけれど、他に何を組み合わせるのがいいのかよくわかっていない」「職場で伝統的に組み合わせて実施する心理検査は決まっているけれど、なぜその組み合わせなんだろう…」「いざテスト・バッテリーを自分で組むとなると、どうすればいいのか、何が分かるのか基準が知りたい」などなど、現場で実は困っているというお声も多く聞きます。
今回は、精神科臨床の現場でふだんから心理検査を実施している豊田佳子先生をお招きして、知能検査やパーソナリティ検査のテスト・バッテリーの基本的な理解や、クライアントと出会い、見立てる中で、どのようにバッテリーを構成していくかのプロセスについて、講義と事例検討を通して、深く学ぶ研修となっております。
ご関心をお持ちの初学者の方や、改めてバッテリーについての知識を整理したい中堅の方に是非ご参加いただきたいと思っております。
参加費:5000円
定員:先着95名
参加要件:臨床心理士、公認心理師の有資格者
会場:ZOOM(リアル視聴のみ、録画配信なし)
開催日時:2022年3月6日(日)10:00~16:00
臨床心理士更新ポイント申請予定
講師:豊田佳子(共和病院/桜クリニック)公認心理師・臨床心理士
タイムスケジュール
時間 | タイトル | 概要 | |
第1部 | 10:00~12:00 | 講義 |
臨床現場で心理検査のテスト・バッテリーを組むときにどのような視点から組み合わせていくのか、検査の実施前にどんなことを確認し検討しておくか、知能検査やパーソナリティ検査のテスト・バッテリーの基本的な理解について、丁寧に講義をしていきます。 |
休憩 | 12:00-13:00 |
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第2部 | 13:00~16:00 |
事例から学ぶ |
架空事例を見ながらテスト・バッテリーの実践について学びます。出会いの瞬間からクライエントの見立ては始まり、対話の中で、さらにクライエント理解のためにどの心理検査が役に立つのかを決めていく、そのプロセスを知ることができます。 講師と架空事例の提供者とのディスカッションを中心に進めます。 |
申し込み方法:定員満了となったため、締め切らせていただきます。
チラシ:こちらからダウンロードできます。