発達検査事例検討会第4回を開催しました!

年明け早々の勉強会になりましたが
熱心に参加して下さる皆様に感謝です。

午前中は、WAIS-ⅢとWISC-Ⅳの事例。
午後は、WISC-Ⅳの事例が2つでした。

午前中は、本人には困り感がなく、母親が困っている事例で
母親にどのようにフィードバックするかという話が中心になりました。
なぜ母親が困る事態になっているのかを、検査データから仮説をたてることで
母親に寄り添い、具体的な対応方法を提案できるのではないかという話になりました。

また、学生時代までは周りが困っており、成人してから本人が困った事例については
なぜ学生の時に本人は困らず、成人してから困り感が生じたのかについて
本人のモチベーションがどこにあるのかを成育歴の中から見つけ
それを検査データと結び付けることで、本人のストレングスが最大限活かされる方法について考えました。

午後は、似たような高い数値のデータ2つだったのですが
双方の状況は大きく異なっていました。

一方のデータは、長期記憶について話題となり
エピソード記憶の持ち方など、検査データだけではわからないところは
休憩時間中の聞き取り等で情報を補う必要があるのではないかという話になりました。

もう一方のデータでは、医学的診断がどうなっているのか
それによって、データの読み取り方が異なるということが話題になりました。

どちらも、検査データのみを見て判断することが難しいケースで
生活歴や教育歴、病歴など、総合的な判断がいかに必要かということが確認できました。

修士課程の皆さんは、修士論文提出間近のようですね。
いかなるトラブルや想定外が発生しても大丈夫なように
データ保存は何重にもしてくださいね。

次回は3月1日で、今年度ラストになります。