2月24日に「検査の読み方」の研修講師をしてきました

2020年2月14日に、高槻市障がい者就業・生活支援センターでの高槻精神ワーキンググループにて、「検査の読み方」のテーマで、ウェクスラー検査にまつわる研修講師をしてきました。参加されていたのは、精神保健福祉士や作業療法士、看護師などの資格をお持ちで、福祉の現場で精力的に働かれている方々です。

福祉現場で利用者の方の情報をスタッフが共有する際、その中に、以前に実施されたウェクスラー式知能検査の結果内容が記載されている場合があります。しかし、並んでいる数値の羅列をどのように理解し、活用すればよいのか分からない方も少なくありません。そのため、今回は、数値のデータをどのように読み取るのか、生活史や生活状況、その方の困っている出来事とどのように結び付けて理解することができるのかについて、中心に講義をしました。

まず、ウェクスラー検査ではIQ(知能指数)が算出されますが、IQにおける7つの分類基準、さらに全検査IQとそれを4つの指標に分けた時にでてくる指標得点(群指数)というIQについて説明しました。そして、4つの指標がそれぞれどのような認知能力や作業能力を指し示しているのか、それが得意あるいは不得意だと、日常生活の中で具体的にどう表れてくるのかについてお伝えしました。さらに、一事例に基づいて、検査の数値の読み取り方、さらに細かい内容分析も含めた理解の仕方についても一緒に検討させていただきました。
一見、無味乾燥に見える検査の数値の中に、生活をよりよくするための、そして困っている状況が一体どういった特性から来ているのかを理解するためのデータが豊かに詰まっているということを体験していただけたかと思います。

当研究所では、こうした心理検査の理解の仕方をお伝えさせていただいたり、ニーズに応じた研修を開催しております。ご希望の方はぜひご連絡ください。
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