初学者のための『心理検査 事例検討会』を開催しました!

発達検査事例検討会を実施しました。
今回で2019年度最後となりました。
コロナウィルスの関係で参加見合わせが多く、少人数での開催となりました。

午前中は、WAIS-ⅢとWISC-Ⅳを1つずつ。
午後は、WAIS-ⅣとWISC-Ⅳを1つずつ検討しました。

第1回目に比べ、行動観察や日常場面での困り感と、検査のデータとがどのように関連しているかを考えたご意見が多くなっていたように思います。
また、フィードバックだけでできることは何かや、カウンセリングでできることは何かといった
心理検査をとった後に何ができるのかといったことについても話し合うことができました。

知能検査の場合、検査結果から「予想外!」というような結果はほとんどでてきません。
しかし、数値化されているものを見て、検査場面での行動を見て、
日常生活の困り感やご本人様の困り感とを合わせて考えてみると
「ああだからか」と納得できることが多くあります。

それにより自己理解が進み、自分がどうすればいいのかも明確になってきます。
また、カウンセリングも、どこに焦点をあてて話していけばいいのかもわかりやすくなります。

心理テストの基本を学びたいという方は
「現場で生きる心理検査を学ぼう2020」にご参加下さい。

心理テストの基本的なことはある程度理解できており、事例を学びたいという方は
「初学者のための『心理検査 事例検討会』(2020年度)」の第2部にご参加下さい。

心理テストを実践しており、事例検討を行いたいという方は
「初学者のための『心理検査 事例検討会』(2020年度)」の第1部にご参加下さい。

今年度1年間、ご参加いただきありがとうございました。

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