オンラインシンポジウム「公認心理師」という資格を若手が考える
2017年に「公認心理師」という国家資格が誕生し,臨床心理士の多くが資格試験を受け、資格保持 者になられたと思います。この資格に求められる役割や知識は公認心理師法に明記されていますが、臨床現場で求められる専門性とはどのようなものでしょうか。臨床心理士とはどのように異なるので しょうか。これまでに同様に国家資格化した専門職の一つに、社会福祉士や精神保健福祉士があり ますが、有資格者の方々には、資格成立以前のソーシャルワーカーとしての専門性と、国家資格とし て求められるものとの間で葛藤があることをお聞きします。今回、若手ながらも「臨床」を大切にしてき た臨床心理士が、同じく若手のソーシャルワーカーの意見も交えながら、参加される皆さんともディスカッションをし、公認心理師の専門性について考えてみたいと思います。
なお、本研修会は、臨床心理士資格更新研修ポイントを申請予定です。
日時 : 2020年6月14日(日) 10:00~16:00 (休憩1時間)
シンポジスト(あいうえお順、敬称略)
安藤佳珠子(日本福祉大学講師):精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師資格保持者。精神科医療機関、精神保健福祉センターなどで精神保健福祉士として活動し、現在はひきこもりの親グループなどに参加。
浜内彩乃(京都光華女子大学講師/大阪・京都こころの発達研究所 葉):臨床心理士、精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師資格保持者。発達障害者支援センター、教育機関などで臨床心理士として活動し、現在はスクールソーシャルワーカー、精神科医療機関などで活動中。
星野修一(京都大学大学院博士後期課程、大阪・京都こころの発達研究所 葉):臨床心理士、公認心理師資格保持者。教育機関、精神科医療機関などで活動し、現在は、カウンセリングルーム、精神科医療機関、学生相談室などで活動中。
シンポジウム内容
10:00-10:50 | 1.シンポジストの自己紹介、なぜ公認心理師を取得したのか |
11:00-12:00 | 2. 専門性とはなにか、資格と臨床 |
12:00-13:00 | 昼休憩 |
13:00-13:50 | 3. 架空事例を用いて専門性の違いをさらに明らかにする |
14:00-14:50 | 4. 参加者の方とのディスカッション |
15:00-16:00 | 5. 公認心理師とは何か |
参加要件: 医療、福祉、教育分野でご活躍されている方、公認心理師に興味のある方
参加費 : 2000円(下記よりチケット購入にて事前にお支払いください。)
定員 : 100名(開催後は動画配信で繰り返しご視聴いただけます。)
お申込み・お振込み:こちらのページよりお願いいたします。
チラシ : こちらよりダウンロードできます。