WAIS-Ⅳは、受検者の知的能力における得意・不得意を知る上で、とても役に立つ心理検査です。実施法やスコアリングは、マニュアルに基づいて構造化されているため、練習しやすいものですが、結果の解釈には行動観察や神経心理学・発達心理学等の知識と一定の習熟が必要です。前半ではWAIS-Ⅳの数値の読み方や行動観察の重要性などを解説し、後半では書籍『心理職は検査中に何を考えているのか?―アセスメントからテスト・バッテリーの組み方、総合所見作成まで』(岩崎学術出版社)に登場する事例をもとに、所見を作成する方法を学ぶことを目指します。
日 時:2024年10月13日(日)9:30~15:30
※12時~13時は休憩
会 場:ZOOM(録画配信はありません)
要 件:臨床心理士、公認心理師 有資格者
臨床心理士更新ポイント申請予定
定 員:先着250名
参加費:5000円
講 師:臨床心理士・公認心理師 浜内彩乃(大阪・京都こころの発達研究所 葉)
教育機関、医療機関、福祉機関などでの勤務を経験。
前半 9:30~12:00 | 「WAIS-Ⅳの基礎知識」 所見を書くために必要な知識について解説します。 ※検査道具は提示しません。下位検査の内容を把握してご参加ください。 |
後半 13:00~15:30 | 「事例を用いて所見の書き方を学ぶ」 書籍『心理職は検査中に何を考えているのか?―アセスメントからテスト・バッテリーの組み方、総合所見作成まで』(岩崎学術出版)の事例を解説します。 ※購入していなくても可 |