初学者ロールシャッハ・テスト勉強会 第6回を開催しました

本日、5月26日19時半から21時半まで、心理職を対象にした、初学者ロールシャッハ・テスト勉強会の第7回を開催しました。
なお、コロナウィルス対策のため、今回のみオンライン開催となりました。

前回まではコーディングの仕方について学んできました。今回はスコアの系列表から構造一覧表をどのように作成していくかを一緒に学んでいます。このデータがしっかり作成されることで、心理学的な特徴や機能にまつわる多くの解釈仮説が導き出される、とされています。
まず、今回からご参加の方もいらっしゃいますので、コーディングの内容について改めて復習しています。
反応領域、発達水準、決定因、形態水準、ペア反応、反応内容、Zスコア、平凡反応、特殊スコア、ですね。それぞれのスコアの仕方については、毎回、みんなでコーディング練習をする時間をもうけているので、新しくご参加される方はその時に少しずつ学んでいただくのがよいかなと考えております。

構造一覧表は、①各変数の頻度を求める(数える)、②比率やパーセンテージ、スコアを計算する(計算式に当てはめて数値を算出する)、その2つの作業が必要です。そして、各変数がなぜその算出方法になっているのかにも理由がありますので、解釈仮説についても少し触れています。構造一覧表には多くの変数がありますが、この変数はいくつかのまとまりをもって人の心理学的特徴を示しているとされ、その7つのまとまりは「クラスター」と呼ばれています。クラスターは「統制」「感情」「情報処理過程」「媒介」「思考」「自己知覚」「対人知覚」の7種類に分かれています。どのクラスターから解釈していくかにも、方略が決まっているのですが、これについては今後、勉強会にて説明していくことになります。
なお、この一覧表の数値を自動計算をしてくれるソフトは販売されているのですが(『ロールシャッハ・テスト Sweet Code Ver.2 コーディング・システム』)、学び始めの時には、各変数について理解を深めるためにある程度、手計算の経験が重要ではないかなと思います。

今回の勉強会は、スタッフも慣れないオンラインでの実施ということもありまして、あれよあれよと終わってしまいました。。

次回からは、構造一覧表の解説の続きと、データの解釈へと進んでいきます。

初学者ロールシャッハ・テスト研究会は、毎月第4火曜の19時30分から開催しています。
次回は、6月23日19時30分からを予定しております。

ご関心のある方は、こちらからふるってご参加ください。

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