初学者ロールシャッハ・テスト勉強会 第7回を開催しました

6月23日に、第7回初学者ロールシャッハ・テスト勉強会を実施しました。
新しいメンバーも加わり、高槻オフィスでの開催は3か月ぶりとなりました。

今回は、前回、構造一覧表の作成の仕方についてのレクチャーだったので、今回から構造一覧表の読み取り方についての説明をしていきました。構造一覧表は、各種のコードの頻度(どのくらい出現したか)や比率、パーセンテージ、特定の計算式により導き出される計算値から成り立っており、この表のデータから、受検者の方の心理学的な特徴や、パーソナリティの機能にまつわる仮説がいくつも導き出されることになります。今日は、特に、「統制」と「状況ストレス」にまつわるクラスターを中心に、一つ一つのコードの数値の理解の仕方をみていきました。

今回は、コーディングがある程度理解できているメンバーとコーディングの仕方がほとんど分からないメンバーとが混ざっていたため
、後半に実施したコーディングの練習では、1つの反応を取り上げて、コーディングの仕方をゆっくりと説明していきました。

少人数での開催のため、分からないところがあれば、その場ですぐに質問ができます。
「この場合はどう考えるのか」
「それはどこを見ればいいのか」
「こういったことは起こりえるのか」
基本的なことも気軽に質問できる雰囲気で実施できたように思います。

次回以降は、参加者の意向を聞きながら、コーディングや解釈の仕方など、レベル別に2つのグループに分けて実施することを検討しています。

新規にご参加される方も随時、募集しています。
興味のある方はこちらから詳細をご確認いただき、お申込み下さい。
次回は、7月28日(火)19時30分~(2時間)です。

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