新年度が始まる前に心理検査を学ぼう 第5回
2019年3月10日(日)、新年度が始まる前に心理検査を学ぼう 第5回 おさえておきたい『検査所見の書き方』を、午前と午後の2回、開催いたしました。
第1回〜4回までは当研究所のスタッフが担当しておりましたが、今回は医療法⼈⻄浦会京阪病院の岸本和子先生に来ていただき、ご講義いただきました。
内容は、心理検査所見とは何かといったごく基本的な内容から、検査所見ができるまでのプロセス、テストバッテリーの組み方、検査所見の見本から各事例の検討まで、盛りだくさんでした。
基本的な内容とはいえ、岸本先生のこれまでのご経験から培われた、心理検査についての非常に柔軟できめの細かい視点を具体的に説明していただき、「分かっていたはず」のことも、目からウロコが落ちる内容となりました。
受講された方からいただいた感想にも、
「きめ細やかに細部にわたって教えていただいたうえに実践的な内容でとてもよかったです」
「改めてアセスメントに向かう姿勢、ベースを確認できました」
「所見の書き方の勉強をする機会がなかなか無く、今回重要なポイントを知れてとても勉強になりました」
といった声が上がっていました。ぜひ現場で活かしていただければと思います。
『新年度が始まる前に心理検査を学ぼう』の5回シリーズは、今回で終了となりました。この度参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
当研究所では初めての複数回に渡る研修会でしたが、申し込みの時点でキャンセル待ちとなるなど、改めて皆様がの熱心な姿勢を目にすることができました。
今後も臨床心理士や臨床の現場に役立つ、『ためになる』勉強会・研修会を企画しております。なかなか手狭でご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、高槻の民家から魅力のある内容を提供できるよう、努力して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。