初学者ロールシャッハ勉強会第4回を開催しました

2月25日の19時半から21時半まで、心理職を対象にした、初学者ロールシャッハ・テスト勉強会の第4回を開催しました。

今日は、形態水準と反応内容、特殊スコアの一部について、まずは全員で学びました。
形態水準とは、どのように現実的に目の前の検査図版にあるインクブロットを知覚したのかを評価するものであり、多くの人が同じ場所に同じ反応をどのくらいしているのかという頻度をみるものです。大きく4つの水準に分かれており、基本的には形態水準表という既存の表をもとコーディングすることになっています。しかし、実際に検査を進めていくと、表にのっていないような反応も多く出てきます。その時には、臨床家同士で、その図版がその反応に「Quickly and easily(素早くかつ容易に)」見えるのかどうかを基準に、コードします。今日は、参加者同士で、それって見える/見えない論議もしながら進めていきました。

反応内容は、出てきた内容の分類になりますが、分類の基準があるので、その基準を一つ一つ確認していきました。たとえば、「怪獣」は人間反応に分類されるのか、動物反応に分類されるのかとか、「カニ」は動物反応になるのか、それとも食物反応になるのかとか。出てきた言語反応の中で着目するポイントや、検査者からの確認の仕方も見ていきました。

後半は、コーディング練習をしていきました。コーディングの知識は、継続して参加している方々は皆、着実について来ていて、反応領域からZスコアまで(特殊スコア以外)をお一人でコードできるようになってきています。継続は力なりだなあと感動していましたが、まだスムーズに余裕をもってという感じではなく、ぐったり疲れておられる方もいらっしゃいました。こうして一歩一歩着実にできることが増えるといいなあと、心から願っています。

初学者ロールシャッハ・テスト研究会は、毎月第4火曜の19時30分から開催しています。
次回は、3月24日19時30分からを予定しております。

ご関心のある方は、こちらからふるってご参加ください。